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2016.07.29 Friday

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2016.07.29 Friday

さざめき


水のさざめきしかしない
そんなところでこの命の勤めを終えたい

いまではあまりに静かになってしまって
そういったことが美しく思える今日でも

あなたの器にはいってしまいたい
と時折願ったりしてしまう

鉱物の鈍いきらめきのように
時間をかけてかみしめたい輝きとか
陽に照らされるこの影法師や
とっぷりと薬に浸されたまだうまれて間もない果物の艶や

理由はどうであれ何かしら光をたたえていることで
それに目を移すひとがいる


いちまい にまい
いちまい にまい

日めくりをする手も次第に弱まり
いつしか破り忘れた日々がそのままになるときも

まだその願いを覚えているかな



今日死んだぼくの細胞にさよなら
はじめの水のさざめきに流されたなら
悔いもないことでしょうに
2016.05.22 Sunday

無題



こころをたくさん動かされたあとは、とっぷりと寂しくなる


なかなかかなえることのできないものを感じて、その気持ちが蒸発するまで



優しさに飛び込んだり


腕に包まれたり


目でつたえたり


共に糸を手繰ったり





あなたとは道端ですれ違ったほどのこと?



やがて捕まえてなんていられず


空を眺める鳥を離し


また窓を開け放しておく






明日命が終わっても



ぼくはそれだって受け入れてしまうでしょう




2016.05.22 Sunday

なまえ




あなたと余白のような会話を、しないこと


あなたと最小限でしか、目を合わさないこと



黙々と、すること



あなたに、触れないこと






あなたの名前を、呼ばないこと
2016.05.20 Friday

そとへ



時間が溶けていく とすれば

わたしだって溶けることができるはず


どんな場所で

どんな状態で…きっと


誰とでもないのかもしれない



そう過るときのこころもちの時

ふと何もない外に眼を移したくなる

そこには何もないくせに

あるのだけどないくせに

ただこのこころがあるだけで

自分勝手になにかを掴みたがる


なにもない


というのに






それこそすこし

素敵なものだと思いたがる




そんな気持ち誰が包んでくれるというの








それは

なにもない 外






2016.05.20 Friday

禁じた旅



会話を禁じた旅がしたい

あなたと



食卓でもひたすら言葉を交わさず

そこにある味とそこにいるあなたと

きっとこみあげるものがあるだろうけれど

それも包んでしまうことでなにかもらえるような



あなたと会話を禁じた旅がしたい

話したい気持ちが瞳に浮かぶことを知ってる

きっとそれが僕の心を打つことを知っている




だからなにかを取り決めることができなくて

やがてそうしたい気持ちを棄て

新しい扉の前に佇みつづけ

表から差す光線に触れ

それが言葉を超えることを知っている



知っている
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